Cibimokumokuの日記

お家を建て替えるまでの夢と現実と紆余曲折

暮らし内見会に行きました(23区)

 

まったくもって天候が定まらない毎日で、体調も崩れる崩れる。

すでに風邪で休むこと2回。

仕事もたまるってモノです。

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さて、K工務店さんが建てたお宅の内見会が開催されるというのでお邪魔してきました。

 

2019年6月2日(日) 於:練馬区

 

駅から徒歩10分くらい。

幅員7m程度の街道(バスも通る)に接している、築8年の平屋!!!です。

足が悪いご家族がいらっしゃる点を考慮されたのでしょうが、十分な敷地があるからこその選択だと思いました。うらやましい。

 

棟上げしたあと、建設中にあの3.11があったそうです。たまたま見学に来ていた施主さんはあわてて近くの公共施設に避難したのに、大工さんは 避難するよりここが一番安全。と作業を続けたのだそうです。K工務店のウリのひとつに耐震性があるのですが、作っている人にも自信があるんですね。

説明を聞くあいだ、バスとかトラックとかがわりと頻繁に通るのですが、振動も音もほとんど感じませんでした。

 

LDK、和室(6畳)、寝室(10畳~)、納戸(6畳くらい)、風呂・洗面、トイレ、小屋裏収納。かなり広いウッドデッキも併せて施工されています。

将来の車椅子や介護の必要性を考慮されてか、メーターモジュールまではいきませんが全体にゆとりある作りでした。

 

床材は檜の節アリです。Cibi宅にもご提案いただきましたが、節のうるささが気になるかと思って変更してもらったんですよね。こちらで拝見すると、節に視覚を煩わされることもなく、時間が経って落ち着いた感じになってます。こうなるのなら、もともとの提案でもいいかな。単価も下がるし。

普段はホコリを取る軽い掃除。4年前と最近、ワックスをかけたそうで、ほかに特別なお手入れはしていないとのこと。うんうん。

 

旧宅の大黒柱を、仏壇の飾り棚前に使っていらっしゃいました。工務店さんならではですね。

和室の天井は小國杉で、木目がキレイに出ています。これも素敵です。

 

対面キッチンで吊戸棚なし。シンク下はオープンで、椅子に座って作業ができます。そして造作の背面収納がどーん! これはうらやましい。

奥様は、揚げ物もけっこう作りますよ。っておっしゃっていました。住んでいらっしゃるのは高齢のご夫婦だけなので、頻度や1回に使う時間はそれほど多くないでしょうが、揚げ物なんてとんでもない!て考え方の人もいるので、普通にお料理されていることがうかがえます。きれいに使われていました。

 

勝手口からもウッドデッキへ出られます。

このウッドデッキには、ウリンという水に強い材が使われています。広さは庭の半分くらいあって、日ざらしざらしにもかかわらず、まだまだしっかりしてます。お外でティータイムとか、お孫ちゃんたちと遊んだりとかしてるそうですよ。超うらやましい。

 

リビングは天井が高く、開放的。テラス窓+電動シャッターです。外から見えにくいプライバシーガラスが使われています。室内から外を見たときはちょっと暗く見える感じでした。

エアコン一台で、LDKと和室がカバーできるそうです。リビングにあるシーリングファンで、まんべんなく効かせるんでしょう。

吹き抜け天井なので、とても開放感があります。梁あらわしもカッコいい…。

 

寝室は街道とは反対側に広々とってありました。東側にテラス窓があるので北向きでも明るいです。テラス窓からはウッドデッキへアクセスできます。逆に、庭から寝室へ入るのも楽。これも介護視点でしょうか。

寝室はほとんどクーラーを使わないとのこと。酷暑だった去年でも数えるほどだった、とおっしゃっていて、一同ビックリです。ついでにK社長と社員さんも驚いていました。

 

施主さんはとても几帳面な方。打ち合わせのメモや、検討した経過などをノートにまとめていらっしゃいました。資料も挟んであるのか、結構膨らんでいて、内見会ではノートをめくりながらのご説明も。

ちょっと!そのノート、ガッツリ見たい!

わたしも着々と記録していますが、無事に建てられて将来ゆっくり見直す時が楽しみです。

 

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納戸は広々。むしろスカスカです。

廊下の収納は扉なし。これはこれで便利ですね。うちも節約のため、収納のうちいくつかを扉なしにしようと思っていますが、全然アリでした。

 

新築の建物を見学する機会はどのビルダーでもそれなりに提供しているのですが、気になるのは何年も経ってからの状態ですよね。

施主様のこだわったところとか、使い勝手とか、マイナスポイントとかを直接見聞きできるのはとても嬉しいです。

なんといっても自分ちにも使うかもしれない無垢材が、日焼けとか、水濡れとか、キズとかもそのままに、◯年経つとこうなる。という実例が目の前で見られるチャンスなんかそうそうないです。

施主様にもK工務店さんにも感謝、感謝です。

 

てことで、あっという間の1時間半。今後も機会があればじゃんじゃん見に行きたい。ひとりニコニコしながら帰宅しました。

 

さて、わが家はK工務店さんで建てられるのか?!