そうだ、工務店さんで建てよう(13)〜見学会の現場から①
ふたたび活動期にはいったCibiであります。
ではここらで、こころ新たに完成見学会に参加してきた報告と感想をば。
―――♦︎♥︎♦︎―――――♦︎♥︎♦︎―――――♦︎♥︎♦︎―――
第1週(2019.7.6)
一棟め。26坪の二階建ての家。土地の様子を見ると、建ぺい率/容積率はおそらく40/80てところか。私鉄の急行が止まる駅から徒歩10分ほど。周囲は最近開発しているようで、新築&建築中の30坪程度のおうちがたくさん建っていました。
玄関を入ると右手のタレ壁の奥に0.5畳ほどのシューズクロークがあります。なるほど。
扉がないので靴や傘が散乱するCibi家では見苦しくならないような対策が必要です。が、小まめに片付ければいいんですよね。知ってました!
一階にLDKと水まわり。リビングの天井は吹抜けで明るく開放感あり。照明用のレールが吹抜け下端の二面に設置してあります。
対面キッチンのちょうど反対側の壁にコの字型で、造作の広い机とその前の壁いっぱいの本棚。2人〜3人は並べるので、子どもさんの勉強を見ながら大人が仕事するなんてぇ使い方を想定してるのかな。流行ってるよね。Cibiは人に教えるの下手だからムリだけど。
リビングから南側のウッドデッキ(2畳くらい?)に出られます。これは憧れる配置だよね。Cibiは憧れてる。なんならウチもそうしたい。
キッチンの横に勝手口。ここからも庭へ出られます。車で買い物して、車庫からそのまま冷蔵庫へ直行もできる。
勝手口の反対側は水まわり。風呂、洗面+脱衣所、トイレがあります。洗濯物を干すときは二階まであがるのかな。室内干しのためのホスクリーンが一階にも設置されてるはずだけど、どこだったか未確認です。
この建物を建てた工務店さんは、階段の一段を少し低めにしているそうです。通常は22センチくらいのところ、16センチほどに抑えているそうで、上がりやすい。そして階段の途中、リビング側の壁に明かり取りと空気の流れのためのくり抜き窓?穴?(←コレの呼び方あるんだろうけど、まだ知りません)があいてます。子どもがここから顔出して叫ぶやつ。絶対やる。階段の窓は正方形です。そして、ウチにも付けたいピクチャーレール!
階段を上がったら吹抜けを挟んで左右に主寝室と子ども部屋。子ども部屋の手前には洗面所とトイレ。洗面所の横壁に三段のFIXガラス。トイレの欄間部分もFIXガラス。閉塞感を減らしてます。一階もだけど、洗面所は造作なんだよね。で、収納付きの鏡とかじゃないのでスッキリしてる。わたしもシステム洗面台よりコレが良いのよね。
はい次。吹抜けに面して造作の、机?があります。奥行きは35センチあるかな? 足元も机上も、吹抜け側に柵などがないので、ちょっとうっかりしていると下にいろいろ落としちゃいそうです。ほんの少しの柵や立ち上げがあれば良かったかもね。階段側の壁は腰の高さまで。こちらは造作の本棚でした。本棚がたくさん。でもウチの蔵書(漫画とDVD含む)を収めるには足りないかな。
二階はこのホールと主寝室+ウォークインクロゼット、子ども部屋、トイレ。あちこちに奥行き浅めの棚が造作されてました。
主寝室にホスクリーン。ウォークインクロゼットは主寝室を通らないと入れないので、夫婦専用になるのかと。
ベランダ側にキャットウォーク?が配してあって、二階からリビングに射し込む外光の量を増やしつつ、掃き出し窓でベランダへのアクセスを広く取っています。でも、Cibiはシマシマ素通しのここを歩くのは怖いナー。
子ども部屋は吹抜け側に障子窓があり、完全に密閉されないので外から室内の気配が感じられるのね。そしてこの部屋は天井吹抜けにしてあって、梯子でロフトへアクセスします。
リビングの吹抜け分だけ部屋数は少ないですし、全体に収納が少ないかな、と感じました。でも、このお家のオーナーさんご家族は、持ち物が多くないのだそうです。案内の女性は『収納を増やすと物も増えますからね…。』とおっしゃっていました。
だがしかし!減らせない物は減らせないんです。ですからCibi家には収納が必要なんですよ。ええ!リビング少し狭くしてでも収納を作らないと溢れます。確実に。
………。
えー、床は無垢のメープル。脱衣所・トイレにはクッションフロアが使われていました。キッチンもクッションフロアだったかな?ちょっとあやふやです。
水回りの床に青森ヒバとか使われないんですか?とお聞きしたところ、施工の実績はないとのこと。洗面台には無垢材を使ってるのに、床は使わないんですね…。施工側が自信を持って勧めなければ、採用はされないよね。まぁ、施主の意向もあるだろうし、場所によって木材を避けるのは、クレームを減らす面もあるだろうから仕方ないかな。
でも、無垢のって謳うには、ごくごく少しだけど不足かな。
内壁は珪藻土とホタテ漆喰。部屋によって使い分けされてました。
断熱材は内断熱にセルロースファイバー、外断熱にはバウビオ?だったかな。湿度によって分子構造を変化させて〜。というDVDを見せていただきました。
W断熱なので気密性・断熱性が高く、暖房用の床下エアコンと冷房用の天井エアコンで家全体の空調を賄えるそうです。
一棟丸々の空調なんてどんだけ光熱費かかるのか…。
((((;゚Д゚)))))))
と怯えたけど、以前のお客様のオール電化の30坪ほどの家で、一年間の電気代が13万円ほどという領収書を掲示してありました。
安!
あ、よく考えたら、そのお家に自家発電設備があるかどうかは聞かなかったです。ここは要確認かな。
見学した日はさほど暑くも寒くもない日だったので、効果のほうは体感できませんでした。そもそもエアコン稼働してなかったし…。
遮音効果は凄かったですね。線路が近いのですが、窓を閉めるとまったく聞こえてきません。反面、外からの風や雨の音、鳥の鳴き声などの音まで遮断してしまうので、家の中の生活音がダイレクトに響いてしまい、耳障りに感じる面もあるそうです。
外壁はそとん壁。雨上がりだったので水濡れの跡を見たかったんだけど、室内だけでいっぱいいっぱいだったのと、次の予定が押してたので確認するの忘れてた。
メリットのゴリ押しばかりではなく、デメリットと思われる点(音のこと、無垢材の収縮など)を説明してくれたのはポイント高かったですね。
大工さんの経験が長い社長さんで、ちょっと口数は少ないみたい。回りが橋渡ししてくれないと、コミュニケーション取るのが難しいかも…。
―――♦︎♥︎♦︎―――――♦︎♥︎♦︎―――――♦︎♥︎♦︎―――
以上、完成見学会の現場から、Cibiがお送りしました!
次回はまた来週です。
新たなる出会いに期待して、サクサク出かけてサクサク更新してまいります!